HP Reverb G2レビュー!! HPとMicrosoft、VALVEという最強陣形が生んだ、圧倒的な画質と音質に魅せられるVRHMD

HP Reverb G2レビュー!
こんにちは!DatVR編集部です!
この度、Feel the Zプログラム第二期に先立ちましてHP様から、HP Reverb G2をお借りしましたので早速レビューさせて頂ければと思います!!
HP Reverb G2
ValveとMicrosoftの共同開発により開発された、VRの新スタンダードを作り出すVRヘッドセットである「HP Reverb G2」
一眼あたり2160x2160かつ液晶パネル&フルRGBという圧倒的なグラフィックに加え、高輝度のレンズと高品質な音声を再現するヘッドホンにより没入感の高いVR体験を実現しています!また前世代と比べカメラの数が2つ増え、より大きな動きを追跡できるようになっています
税込価格65780円で購入が可能です。
今回はそんなHP Reverb G2のセットアップから、実際にHalf life Alyxをプレイするまでをレビュー致しました!
開封の儀と内容物について
というわけで早速開封の儀をしてまいりました!
内容物としては
・HMD本体
・HMD⇔PCのケーブル
・コントローラー x2
・保障規定とケース
・HMD用の電源ケーブル
・Display port to mini display port変換アダプタ
・USB-C to USB-A変換アダプタ
・単三電池4本
といった形でした!
セットアップ
次にセットアップです!
HP Reverb G2はPCとDisplay portとUSB-Aの2つを接続する必要があるため、こちらをPCに接続します。
その後、上記2つのケーブルを束ねているポートに電源ケーブルを差し込みます。
左側に差し込む箇所がありました。
次に、コントローラーのセットアップになります。
コントローラーは、計4本の単三電池を差し込む形になります!
持ち手の部分を、下にずらすように動かすと外せます。
その後、ここにあるペアリングボタンを用いる可能性があるため、まだカバーは開けたままにしておいてください。
ここからはPCの操作になります!
HMDを接続すると、自動的にPCにWindowsのMixed Realityソフトがダウンロードされます。
ここから、HP Reverb G2をセットアップするための画面が表示されていきます。
PCのスペック確認や、VRで動き回る設定などの画面が出てきます。
ここで、歩いて境界を設定するか、立ったままor座ったままでプレイするか選択する事が出来ます。
(私の家では、狭すぎて境界を設定できませんでした・・・・涙)
とはいえ、立ったままのプレイでもある程度は歩き回れるため、心配はなさそうでした。
次にコントローラーのセットアップに移ります。
本来であればこちらwindowsボタンを長押しすることでセットアップが出来るのですが、編集部のPCでは出来なかったので、左下にある手動でのペアリングボタンから、次の画面で手動での接続を試しました。
先ほど開けた電池を入れる箇所の下に、ペアリングボタンがあるため、そちらを長押しすることで接続していきます。
全てクリアすると、晴れてVR体験へと移れます!!
SteamVRを起動
今回は、その圧倒的な画質と音質を体感する為、世界でも非常に高い評価を得たvalve社の開発したhalf life Alyxをプレイしました!
Half life Alyx・・・発売される度に、ゲーム業界に確信を起こしてきたと言われるHalf lifeシリーズの最新作。主人公のアリックス・バンズとして、エイリアンに侵略された地球を舞台に、ゾンビやモンスターと戦闘をしながら冒険していくVRSFホラー。
Half life Alyxで色んなオブジェクトを持ってみた動画はこちら
こちらはSteamで発売されているため、SteamVRを用いる必要があるのですが、デフォルトではSteamVRをそのまま利用出来ないため、Windows Mixed Reality for SteamVRというソフトを入れる必要があります。(なんとトプ画がHP Reverb G2!)
こちらを入れると、SteamVRを起動することが出来るため、そのままHalf life Alyxを起動してプレイすることが出来ます。
実際にプレイしてみて
実際に以前からOculus Quest2やVive pro 2でプレイしていたのですが、HP Reverb G2でのプレイは格別の体験になりました!!
Half Life Alyx公式トレーラーより
こちらの公式トレーラーにあるように、廃墟と化した年を進みながら、ゾンビと戦ったりするのですが、いままで他のVRHMDでは感じられなかったゾンビの吐息や、血なまぐさい内臓、おどろおどろしいステージがよりリアルに見えてきてしまい、かなりの恐怖となりました笑
中でも音質は、ここまでVRの体験が音で変わるのかと驚くほど鮮明な体験でした。
明らかにOculus QuestやHTC vive proよりも音質が高く、また耳に直接当たらない形のヘッドホンであるため「聞いている」という感じがせず、まさに「聴こえてくる」と感じました。
(マジでゾンビの吐息とかモンスターの叫び声とか聞こえて来てやばかったです涙涙)
またコンバイン兵と戦うステージは迫力満点で、思わずにやけながら銃撃戦をしていました。
このままの勢いで、つまづいている例のステージ(ネタバレ防止のため言いませんが、耳の良いアレがいるステージです)に行ってみたのですが、聞こえてきた瞬間に「これは無理」と心臓が訴えかけてきたので断念致しました・・・・
もちろん画質も本当に綺麗で、ホラー味の薄いステージでは、ディテールの細かさなどを高画質のVRHMDを活かして存分に楽しむことが出来ました。
またコントローラーも持ちやすく、個人的な感覚としてはOculus Questに近い持ち心地であると感じました。大きすぎたりすることもなく、軽いグリップで全てのボタンにアクセスすることが出来ます。
使ってみた感触と纏め
総じて、本当に鮮明な体験となりました。
画質の向上ももちろんですが、音の存在がここまでVR体験を底上げすると実感させてくれるデバイスとなりました。
残念な点をあえて挙げるとすると、BluetoothにPCそのものが対応している必要があるため、BTO等でBluetoothに対応していないPCの方は、別途レシーバーを購入する必要があるという点のみでした。
眼鏡を付けたままでもプレイが出来るほか、Oculus Quest2用のVR Coverも非公式ながら使えるなど、使い勝手の良いVRHMDだとも感じました。
頭に固定する際は、トップやサイドのマジックテープの調整して行う形でした。
こちらはHTC vive proのようなダイヤルを回すだけの手軽さはないものの、しっ
かりと頭部に装着することが出来ました。
付け心地としても、今まで体験したHMDの中でもトップレベルだと感じました。
まとめ
画質や音質は間違いなくトップレベルに高く、比較対象として挙げられるのはValve indexやHTC Vive pro等ハイエンドVRHMDになります。
それにも関わらず、値段は65780円というミドルな価格帯を実現しているこのVRデバイスは、VR体験の更なる向上を求めるユーザーに十分以上に応えられるデバイスであると感じました!
宣伝
ここからは宣伝になります!笑
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