Oculus Questとは
この記事では最高のVRとの呼び名も高いOculus Questについて下記に焦点を当てて紹介していきたいと思います!
・どんなデバイスなのか
・何ができるのか
・どこがオススメか
読み終えた頃にはOculus Questを買いたくて堪らなくなってる...かも?
OculusQuestの概要
Oculus QuestはFacebookに買収されたアメリカのOculus社が、同社の1部門として開発を行い、2019年5月21日に発売が開始された6DoF(*1)対応スタンドアローン型(*2)のVRデバイスです。
*1 自由度を表す6 Degree of Freedomの略。VR空間で上下左右前後に移動できることを示す
*2 単体でVR体験ができるVRデバイスのタイプ
2018年5月1日に販売された前モデルのOculus Goからスペックが大幅に向上し、2019年第4四半期にはPSVRに次いで31万7000台世界で販売されました。
販売開始から投稿日現在(2020年8月)まで、Oculus公式サイトでは価格が49,800円(64GB)と62,800円(128GB)の2種類で販売されています。
販売日 | 2019年05月21日 |
販売価格 | Oculus公式サイト ・49,800円(64GB) ・62,800円(128GB) |
サイズ | 193×222×105mm(幅×奥行き×高さ) |
重さ | 571g |
コントローラー | 2つ(6DoF対応) |
ケーブルタイプ | USB-C |
culus Questの性能
ここでは前モデルのOculus Goと比較しながら性能を一覧化したいと思います。
デバイス | Oculus Quest | Oculus Go |
解像度 | 1600×1440 | 1280×1440 |
リフレッシュレート | 72Hz | 60Hz |
自由度 | 6DoF | 3DoF |
ストレージ容量 | 64GB 128GB |
32GB 64GB |
PC対応 | 対応可 | 対応不可 |
ハンドトラッキング | あり | なし |
ここがオススメ
さて、性能を紹介したところで、じゃあどこがオススメなの?という疑問を3つのポイントに分けて話していきたいと思います。
①シンプルさ
従来、6DoFでVR空間内を動き回るためには次の準備をする必要がありました。
1.広い空間を準備する
2.周りにスタンドセンサーを設置する
3.ハイスペックPCと有線で接続
ここまでして初めてハイエンドなVR体験を行うことができていたんです。…Oculus Questが出るまでは。
Oculus Questは上記の手順をすべてふっとばします。
HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を被りさえすればいつでもどこでも6DofのVR体験ができます!これが最高のVRと呼ばれる理由の一つですね
②低価格
やはりOculus Questを語るにあたってここは抜かせないでしょう。
本来6DoFのVRデバイスを購入するためには、10万円は下らないハイスペックPCも同時に購入する必要がありました。
加えて少し歴史を遡ると、2000年代にVR体験をするには1,000万円以上払う必要があったほどなんです。
しかし、Oculus Questが発売されたことにより、今までの1/4以下の価格で同等以上の体験を味わえる...。業界の常識が覆らされたと言っても過言ではありません。まさに夢のデバイスですね!
さらにOculus Questにはハンドトラッキング機能が搭載されているんです。
ハンドトラッキングとは自身の手のみで操作を行うことを指します。
コンテンツによってはコントローラー必須なものも多いですが、ヘッドセットに搭載された外部センサーによって使用者の手を認識し、一定の操作(ボタンを押す/画面をスクロールする等)がコントローラー無しで体感できるのは非常にワクワクします!
この機能は他のVR(MR)デバイス、例えばHololensやMagic Leap1の方が優れていますが、どちらも約30万円前後を費やしてようやく体験できるものであるため、如何にOculus Questが革新的なデバイスなのかが分かりますね。
「Oculus Questのハンドトラッキング」の記事を読む
③用途の広さ
Oculus Questが名機である理由として、その拡張性の高さが挙げられます。
Oculus Questが本体のみで手軽に高クオリティのコンテンツを楽しめる機体であることを説明してまいりましたが、さらに高度なコンテンツを楽しみたくなることもあるかと思います。
その場合にはOculus Linkという機能を用いることでPC接続タイプとしてOculus Questを運用することができるのです。
さらにそのOculus Linkという機能もPCを用意すればコードを一本指すだけで使えてしまうという優れもので、ストレスなくスタンドアローンタイプとPC接続タイプを切り替えることができます。
「VR用のPCを所持していないけれど、VRを試してみてハマれば本格的な機器をそろえてみよう」とお考えの方に一押しです!!
まとめ
3行まとめ
・Oculus Questはコスパ良し!
・6Dofやハンドトラッキングに対応している
・PC接続タイプとしても扱える
Oculus Questを本当にシンプルにまとめてしまうと、「廉価なのにびっくりするほど高クオリティ」なデバイスであることが理解いただけたかと思います!
VRデバイス何を購入しようか迷っているのであれば、ぜひOculus Questを候補に入れてみてはいかがでしょうか!